夜へようこそ
桜が咲いたと思ったら散った。
僕は2012年、この季節を過ごして思った。
どんなものも生まれて老いて散ってゆく。
でもそれは新しい何かの始まりでもあるってね。
そんな中訪れるのが変化だ。
誰かとのちょっとした出会いで、決定的にそれ以前の自分でなくなる。
よく考えたらそんなことの連続だ。
人間以外の生物は言葉もないからただ生きることを全うする。
それはとても美しいと思う。
人間は、言葉も文字も音、あらゆるものを操って何かを伝えることができる。
人間は自分たちが作り上げた言葉とその幻影で苦しんだり舞い上がったりする。
それは醜くもあるけどやはり美しくて素晴らしい。
新しい季節がまたやってくる。
いつだって明日に繋がる今日の連続です。
グッナイ。