角砂糖のようにちけてゆく毎日へ

日が暮れる頃、僕は自転車を走らせた。
僕は西へ向かっていた。

何度通ったか分からないその通りで、
僕はその都度浮かぶ考え事をそこら中に落としてきた。

限られた時間の中で何をしようか。
セットした目覚まし時計が翌朝鳴るように、必ず「その時」がくる。

だから「瞬間」ってやつは輝くんだろな。
だから胸に突き刺さるんだよな。


今はソフトボーイズがいい。