昨日にさよならを

「未来のことを想像する」と口に出して言う時。

果たして100年後に地球は存在するのかなとか。
WARって昔も今も形を変えて消えることはない、ただ目に見えてないだけだとか。

そんなことを思う。

見えないもの。不確かなもの。

それでいて、ハートにしっかり届くもの。

大事にしたいことはそれだけ。
ハートに届くもの。

だから科学なんかとはまったく相反するものだね。

(いや、そもそも科学も出発点は見えないももに対する好奇心のはずだ。
 利便性に乗っかって想像力を乏しくするためのものではない)

見えないものを信じようっていうんだから。
馬鹿げてるんのだろうか?

音楽は脳にいいものだという検証結果だの、
科学者が言うそんなことは僕にとってどうだっていいんだ。


しりあがり寿さんが震災後の表現について
「空気を描くんです」とおっしゃていた。

政治家は政治で行動に移すけど、漫画家は目に見えない感情とかその空気を書くんだと。

目に見える豊かさと、目に見える贅沢。
分かりやすいよな。

さあ、僕らは不自由という名のレール上で踊る生き物じゃない。
音楽を鳴らそうじゃないか。