旅を必要とする理由

昨日月曜日の話。

2人それぞれ違う目的地へ旅して、夜落ち合って酒を飲もう。
僕の調子がすぐれないのを見かねて、恭ちゃんが提案した話。


僕は朝起きて目的地は決めていなかった。
僕はふと秩父鉄道に乗りたいと思い立つ。

新宿から熊谷へ。
熊谷から長瀞へ。


冷房はついていない。扇風機でみんな風を扇いでる。良い。
町ってつくづく、人間の欲望が表現されたものだなあと思った。
東京という町の整形手術に改めて驚く。


この車両は僕一人となる。



どんどん山の中へ。


電車おじさんも感激。



荒川に到着。
着いてすぐにカメラ屋さんに入るのだが、
フィルムを買おうとしたところもう扱ってないとのことでがっかり。
そしたら店長さんが「僕のフィルムあげるよ」といただいてしまった。
なんと。。


山に登って途中アイスコーヒー飲んだとこ。
客僕一人だったので、店長さんとこの町の地層の話で盛り上がる。

少年達がとても元気でシャッターを向けるとピースしてくれるし
「こんにちはー!」って挨拶もあってなんだか僕の足取りも軽やかに。

帰り際にカメラ屋さんに立寄りフィルムのお礼と写真の報告。

往復6時間の旅を終え東京到着。
居酒屋で恭ちゃんと飲む。
音楽の話が止まらなくなる。
夜中に別れる。

ぐっすり眠った。

ほんといい1日だった。